ほうれい線とは、鼻の両側から唇の両側まで延びているしわのことです。この線ができることで、老け顔になり、メイクでも隠すことができなくなります。

でき始めてから何の対策もせずに放っておくと、どんどん深く刻まれていきます。
この線の原因は、ほほの筋肉の衰えによる「たるみ」です。

ほほについている脂肪が、歳をとるにつれて重力によって下に垂れてくるので、溝が深くなって目立ってくるのです。

パソコン作業や、食生活の変化により、ほうれい線のできる年齢はどんどん早くなっています。
ほほがぽっちゃりしている人や、寝ている間についたシーツや枕の跡がなかなか消えない人などは要注意です。
また、肩こりや首こりで顔がむくんでいる人も、気をつけなくてはいけません。

顔に血液やリンパ液が溜まっているので、それらが重力で引っ張られて垂れてくるのです。
つまりは、筋肉の衰えが原因の一つなのです。顔の筋肉が弱ってくるから「たるむ」のです。

顔には表情筋という筋肉があり、歳をとると表情も豊かではなくなってきます。表情筋を強化することで、ほうれい線を目立たなくすることができます。効果的な方法は、マッサージです。
下から上へとほぐしながらマッサージすることによって、筋肉が持ち上がり効果が出ます。お化粧の時や、お風呂で洗顔の時についでにすると毎日続けることができます。
筋肉強化だけでなく、保湿成分のたっぷり入った化粧品を使用するなど、肌の新陳代謝を活発にすることでも目立ちにくくすることができます。

若い時から、これらのことを知って、対策しておくことをお勧めします。